暖かい宮古で年末年始/帰省客と観光客
宮古空港にぎわう
年末年始の休みを暖かい宮古で過ごそうと帰省客や観光客で宮古空港は28日、にぎわった。大きな旅行カバンや土産を手にした家族連れや学生らの姿が見られ、出迎えた祖父母や両親との再会を喜んでいた。
各航空会社によると那覇-宮古の下りピークは31日で、宮古-那覇の上りピークはJTA(日本トランスオーシャン航空)が1月2~3日、ANA(全日空)が1~3日、SKY(スカイマーク)が2~4日となっている。JTAでは「本土からの下り便と本土への上り便には、まだ余裕がある」と説明している。
宮古島地方気象台はこの日、平年値より2度高い23度を観測した。12月上旬並み。宮古空港に降り立った帰省客と観光客の中には、半袖姿も見られ、思わず「暖かい」と気持ち良さそう語る人もいた。
高知県から帰省した平良和樹さんは、半年ぶりに父と再会し笑顔を見せた。平良さんは高知大学医学部3年生で「ソーキそばを早く食べたい」と語調を強めた。
伊良部の元長孝子さんは、息子の貢紀さんを迎えた。元長さんは「息子は千葉県で暮らし、大学2年生。成人式に参加するため、1年ぶりに帰省した。きょうの夕食は家族と親せきと一緒にバーベキューを楽しむ。息子と絆を深めたい」と語っていた。