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社会・全般
2012年1月1日(日)9:04

数十年ぶりに復活/下地中学校吹奏楽部

「楽しむ」ことがモットー


「毎日の部活が楽しい」と話す下地中吹奏楽部の生徒たち=下地中学校

「毎日の部活が楽しい」と話す下地中吹奏楽部の生徒たち=下地中学校

 3年前に復活した下地中吹奏楽部が注目を集めている。復活当時はほぼ全員が未経験者だったが、年月とともにめきめきと上達。今では下地地区内のイベント行事を盛り上げる伴奏の役目として引っ張りだこ。吹奏楽に魅了された生徒たちは、充実の日々を送っている。


 下地中には数十年前まで吹奏楽部があった。復活当時、昔使っていた楽器が多く残されていたが、それでも吹奏楽に必要な楽器は足りなかった。

 そんな吹奏楽部に手を差し伸べたのがPTA。多額の予算を出して楽器を買いそろえてくれた。サックスにフルート、クラリネットやトランペットなどの楽器が学校に納品された。「子どもたちのために」-。子を思う親の気持ちが復活した吹奏楽部を支えた。

 ただ、当時の生徒たちは楽器など見たことはあっても触ったことはなかったというほどの素人。それでも下地健作教諭の指導を受けながら少しずつ、着実に演奏技術を磨いた。上達するたびに音楽にひかれ、のめり込んでいった。

 今では県のアンサンブルコンクールで金賞を受賞する生徒も輩出するなど、楽しみながら学ぶ成果が確実に表れ始めている。

 下地教諭は「時間をかけています。同じ音楽が好きな部員。とにかく仲良くして音楽に触れながら大切な時間を共有してもらえれば良いと思っています」とほほ笑む。「楽しむことが大切だといつも言ってます。生徒たち自身がそれを望んでいますから」と話した。

 部長を務める池田沙有里さん(2年)は「みんなと合奏して音を合わせたときに達成感がある。個人的な目標はアンサンブルで金賞を取ること。部活としてはみんなが楽しめる環境を大切にしたい」と話した。

 川満陸君(2年)は「楽器に興味があって吹奏楽部に入ったけど、それぞれのパートが重なって一つの音になる過程が楽しい」と吹奏楽の魅力を語った。

 充実した部活動を送る生徒たち。今後の活躍から目が離せそうにない。


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