09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
社会・全般
2012年2月12日(日)9:00

宮古馬の赤ちゃん誕生/荷川取牧場

島内飼育数32頭に


荷川取さんは愛情いっぱいで親子馬を見守る=11日、平良の荷川取牧場

荷川取さんは愛情いっぱいで親子馬を見守る=11日、平良の荷川取牧場

 平良の荷川取牧場で11日未明、宮古馬の子馬が誕生した。子馬は母馬に寄り添い、元気いっぱいに行動している。牧場主の荷川取明弘さん(53)は「母馬が安産で生んだので、とてもうれしい」と笑顔で話した。


 誕生した子馬は雌で、父大風(雄、14歳)と母スィン(雌、3歳)の間に生まれた。親子ともに茶色っぽい毛色。荷川取さんは「子馬は父馬に似ている」と語った。

 宮古島の宮古馬飼育頭数は子馬を含めて32頭で、うち荷川取さんが17頭飼育している。北海道で飼われている4頭を含めると36頭に増えた。宮古馬は絶滅危惧とされ、県は1991年1月16日に天然記念物に指定。宮古馬は、かつては農耕や馬車として利用され、1950年代は1万頭余り飼育されていた。

 その後、農耕の機械化などで激減した。宮古馬保存会が2002年から、種の保存に向け増頭計画を進めている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!