04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
社会・全般
2012年2月24日(金)9:00

建物建設工事に入る/新宮古病院

大型クレーン使い急ピッチ


建物建築工事が着々と進められている=23日、新宮古病院建築現場(旧宮古農林高校グランド跡地)

建物建築工事が着々と進められている=23日、新宮古病院建築現場(旧宮古農林高校グランド跡地)

 昨年5月に起工式が行われた新宮古病院の建設工事は、先月中旬までに基礎工事が終わり現在、建物建設工事に入っている。工事現場に100人以上、現場事務所に30人が働く。建物、電気、空調、衛生施設の工事は今年11月末までに終わり、屋外の整備を経て、来年5月の開院を予定している。


 工事現場には、大きなクレーンが立ち、鉄筋や型枠材をつり上げて、必要な所に降ろしている。アームの最大高さが97㍍、73㍍の高さまで巻き上げる能力を持つ。新病院は6階建てで、最も高い所が33㍍。同クレーンは、余裕をもって建築資材を高所に運べるという。


 現在の宮古病院は駐車スペースが狭く、本館と管理棟は築30年以上、新館と精神科病棟も約25年が経過している。新病院は、そうした長年の課題解決や地域医療の充実を目的に建設する。駐車スペースは350台分を確保し、現在の240台より110台分広くする。総事業費は、約68億円。うち建物や電気、空調、衛生施設を合わせた工事費は約58億円を見込む。敷地面積が、2万3040平方㍍。建築面積6183平方㍍、延床面積が受水槽などの付属棟含め2万409平方㍍。建物は、耐震構造の設計になっている。


 診療科は20科目で、合計病床数は277床を予定。院内は、低層部(1、2階)が外来・中央診療ブロック、高層部(3階以上)が病棟と、二つの部分から構成される。
 1階には外来診察室や放射線検査室、救急などのほか、市夜間診療所も設置される。55の個室を新設。NICU(新生児特定集中治療室)は、現在の8床を10床に増やす。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!