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社会・全般
2012年4月7日(土)9:00

ごみの減量意識定着/市クリーンセンター搬入

3年間1万7000㌧台


分別処理されているペットボトル=6日、宮古島市クリーンセンター

分別処理されているペットボトル=6日、宮古島市クリーンセンター

 宮古島市クリーンセンターに搬入処理された2011年度のごみの量は、1万7637㌧となった。05年に2万㌧近くあったごみは、収集が有料化された08年度を境に大幅に減り、最近の3年間は、1万7000㌧台で推移。同センターを管理する市福祉保健部環境保全課では、有料化に伴い、ごみの減量意識が定着したと分析している。


 以前まで燃やしていた紙類や発泡トレイなどは、現在は再利用。焼却ごみだった剪定枝葉と一部地域で収集している生ごみも、堆肥の原料に使われるようになった。

 空き缶はアルミとスチール、瓶は透明と茶色、その他に分類、ペットボトルは圧縮して資源化した。粗大ごみは、破砕処理している。

 現在のクリーンセンターは、1977年に稼働を開始した。それ以前は、焼却施設がなく収集したごみは、すべて野焼きしていたという。現在は7種類に分別され、隔世の感を濃くした。

 燃やして処分するしかない11年度の可燃ごみは、1万3893㌧と、全体の78%。4種分別だった78年度の82%と比べ、4ポイント低減した。

 11年度の全体のごみの量は、前年度に比べると363㌧(2・1%増)とわずかに増えた。環境保全課は「ごみの量は、経済とも関係する。格安航空運賃に伴う入域客数の伸びも一つの要因では」と推測する。

 指定ごみ袋事業の収入は、廃家電などの那覇までの輸送費や生ごみ、剪定枝葉の収集委託料、クリーン指導員報酬費などに充てている。11年度の同収入は、10年度の6500万円程度にはなると見込んでいる。


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