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社会・全般
2013年10月23日(水)9:00

「本物に触れて」東京の社会見学ツアー

主催者が概要を発表


東京社会見学ツアーについて発表する天野氏(右)と川満教育長=22日、教育長室

東京社会見学ツアーについて発表する天野氏(右)と川満教育長=22日、教育長室


 宮古島市ジュニアオーケストラ事務局長の天野誠氏が代表理事を務める「みやこじまこどもセンター」は、12月26~29日までの3泊4日の日程で、宮古島の小学生から大学生までを対象とした東京社会見学ツアー「東京遠足 本物に会いに行く4日間」を開催。天野氏は22日に市役所城辺庁舎で川満弘志教育長と会見を開き、ツアー概要と11月2日に説明会を開くことを発表した。


 宮古島市ジュニアオーケストラは2010年と12年に東京公演を行い、それに合わせてメンバーたちは国会議事堂や東京都立中央図書館、国立西洋美術館などを見学した。その後、オーケストラメンバー以外からも「東京施設見学に参加したい」などの要望が挙がったことから、今回は見学ツアーとして実施することとなった。主催は同センター。後援は宮古島市、市教育委員会など。

 今回のツアーでは、国会議事堂(衆議院)や東京都立中央図書館、国立西洋美術館、科学博物館の見学、東京大学と早稲田大学での特別授業や大学生とのワークショップ、フランス料理でのテーブルマナー学習、サントリーホールでの演奏会鑑賞などを予定している。費用は東京での見学ツアー参加費が2万円、そのほか東京までの航空運賃や宿泊費などが別途必要で、天野氏は参加費合計は約9万円と見積もる。

 教育長室で会見を行った天野氏は「広く宮古島の児童生徒のための社会教育を提案していくために同センターを立ち上げ、その第一弾として『東京遠足』を企画した。参加者にはツアーの中で、自分がどんな大人になりたいか考えてもらい、そのために行うべき1年間の計画を立て、月に一度、その進ちょくを報告し合う会を開く。仲間と話し合う中で、本当の仲間とは何かを感じ合う環境を作っていきたい」との考えを示した。

 川満教育長は「子どもたちがレベルの高い文化に触れることは、将来の進路を考える上で選択肢が広がると思う。今回の企画に大いに期待している」と語った。
 同ツアー説明会は11月2日午後6時から、市中央公民館1階創作室で開催。参加希望者は当日、直接会場へ。説明会場で参加申し込みを受け付ける。定員は20人程度。先着順。
 問い合わせは天野氏(電話090・8685・7821)まで。


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