04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2013年11月17日(日)9:00

アロマテラピーで症状緩和/がん相談会&出張講座

講師の比嘉さんが説明


緩和ケアとして取り入れるアロマテラピーの効果などについて説明する比嘉さん=16日、宮古病院

緩和ケアとして取り入れるアロマテラピーの効果などについて説明する比嘉さん=16日、宮古病院

 がん患者や家族、遺族を対象にした第9回「がん相談会&出張講座」(主催・NPO法人マインドケアおきなわ)が16日、「緩和ケアとアロマテラピー~みんな一緒にリラックス~」と題して行われた。

 講師の日本アロマ環境協会アロマセラピーインストラクターの比嘉倫子さんが「アロマテラピー(芳香治療)は、通常、がん治療の目的で行われている医療行為を補う、またはその代わりに行う医療で、補完代替療法の一つ」と説明し「つらさや痛みなどを和らげる役割を担う。その緩和ケアの一つとしてアロマテラピーを取り入れることができる」と話した。

 比嘉さんは参加者にオレンジやペパーミント、ラベンダーなど7種類の香りから、自分の好みの香りやその香りの印象などを聞いた。

 参加者の一人は「ラベンダーの香りに懐かしさを覚える」と印象を述べたのに対し、比嘉さんは「香りは記憶を呼び戻し、また記憶は香りで残る」など、香りが生活の中で果たす役割や、香りによりリラックスできることを挙げ、人体に与える影響を分かりやすく説明した。

 また、緩和ケアとしてのアロマテラピーで香りを選ぶ際、鼻づまりなどにはミント系というように症状に適したものがあるが、大切なのは「好きな香りを選ぶこと」と話した。

 講演後には、参加者が心理療法士などとの相談会に臨んだ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!