北海道と宮古の味覚一堂に/海中公園で初の物産フェア
エビのすくい取りなど人気
北海道と宮古の物産を一堂に集めて21日、宮古島海中公園で「うまいものフェア」が始まった。31日まで。北海道のコーナーには毛ガニや生ズワイガニなど旬の味覚をはじめ約60種類の特産品を満載。宮古の物産はすくい取りさせているクルマエビや海ブドウ(有料)などが好評を博していた。
海中公園での物産フェア開催は初めて。同フェアは宮古や北海道の物産を取り扱う「クレオ」(本社京都府、仲辻智昭代表)などとと海中公園が共同企画した。
会場は子ども連れや観光客で終日にぎわった。
北海道の物産は毛ガニやズワイガニ、数の子「松前漬け」、イクラ、コンブ、有名な菓子「とうきびチョコ」、「北海道ラーメン」などがずらり。
ズワイガニを買った50代の男性は「今晩はカニの鍋物料理をさかなに、泡盛を飲みたい。北海道産はおいしいと定評があるので楽しみ」と笑顔いっぱいだった。
狩俣貞光さんは、エビのすくい取りを目当てに孫と訪れた。まずは狩俣さんが孫に手本を見せるため水槽にこし網を入れて7匹をゲット。孫の涼斗君は5匹を取り、成果に満足そうだった。
宮古の物産は黒糖やカツオ節、マグロ節、モズク、アロエのドリンクなどを展示販売している。