韓国から142人来島/チャーター便を歓迎
韓国のアシアナ航空による仁川空港からのチャーター便が27日午前、宮古空港に到着。家族連れなど142人のツアー客が2泊3日の日程で島内観光やゴルフ、ダイビングなどで宮古島を楽しむ。空港では宮古島観光協会や市の職員らが多数で出迎え、観光パンフレットを配布したほか、宮古島産泡盛などを振る舞った。
今回の韓国―宮古チャーター便は韓国のロッテ観光によるツアーで、今年2月、7月に次いで3回目の開催となる。チャーター便は午前7時50分に仁川空港を出発、同10時すぎに宮古空港へ到着。ゴルフバックなど大きな荷物を手にしたツアー客らを、宮古島観光協会や市、県宮古事務所、受け入れ施設の関係者らが韓国語で「歓迎、ようこそサンゴの楽園宮古島へ」と書かれた横断幕を手に出迎えた。
到着ロビーでは、民謡歌手の川満七重さんと瀬名波令奈さんによる歌と三線が奏でられる中、ミス宮古らが韓国語の観光パンフレットなどを配布したほか、宮古島産の泡盛ミニボトルやオリオンビール、アロエベラジュース、ビデンスピローサ茶などのドリンクが振る舞われた。
家族、友人と来島したキム・チェ・ファンさん(50)は「宮古島に来るのは今回が初めて。小さくてきれいで、かわいい島という印象。ゴルフを楽しみたいし、ビーチも歩いてみたい」と語った。
観光協会の池間隆守専務理事は「宮古島へ来た観光客が口コミで宮古の魅力を広めてくれていて、韓国でも少しずつだが宮古島が周知されてきている。チャーター便でも那覇経由でもよいので、一人でも多くの人に来てもらい宮古の良さを知ってほしい」との考えを示した。
次回の韓国―宮古島チャーター便は、来月29日と31日に就航する。