07/19
2025
Sat
旧暦:6月24日 大安 戊 
教育・文化 社会・全般
2014年3月20日(木)9:00

卒業の門出に晴れ晴れ/期待胸に学びや巣立つ

5小学校で卒業式


国仲校長(左)から卒業証書を受け取る砂川さん=19日、宮原小体育館

国仲校長(左)から卒業証書を受け取る砂川さん=19日、宮原小体育館


 宮古島市の5小学校で19日、卒業式が行われた。各校の卒業生は晴れ晴れとした表情で門出。入学の日から6年間通い慣れた学びやに別れを告げ、4月から始まる中学校生活への期待に胸を膨らませた。父母や在校生、学校教諭は卒業生の門出を祝福した。


 このうち宮原小学校(国仲克紀校長)では国仲校長や教諭、来賓、後輩の在校生9人、両親などが見守る中、砂川希さん1人が元気良く巣立った。砂川さんは、4月から鏡原中学校に在籍する新たな生活に向け、夢と希望に胸を膨らませていた。「将来はファッションデザイナーになり、家族にオリジナルの洋服を贈りたい」と瞳を輝かせて語った。同校から1人きりの卒業生を送ったのは今回が初めて。

 校歌斉唱などの後、国仲校長が卒業証書を授与。砂川さんは、胸を張って受け取り、笑みを見せた。
 国仲校長は「希さんは、6カ年で良き伝統と校風を先輩たちから引き継ぎ、後輩たちにつないだ。たくましく成長し感激している。これからは自分の苦手なものを克服し、本気で努力すること。明るい持ち味をさらに磨いて未来に向かってください」と式辞。

 次いで市教育委員会の宮國博教育長(代読)が「希さんは、最後までやり抜く力を学んだ」と告辞し、今後の向学心に期待を込めた。豊見山春美PTA会長が「希さんはいろんなことにチャレンジし、立派に成長した」と祝福した。

 保護者を代表して希さんの父・砂川明文さんが同校に卒業記念品のプランター20台を寄贈。「希ちゃんは、心も体も大きく成長した。これからも私たちを見守ってください」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年7月8日(火)9:00
9:00

フレーム切手の販売開始

宮古の風景や「まもる君」使用/郵便局   日本郵便沖縄支社(那覇市、金城努支社長)は7日、交通安全を願ったオリジナルフレーム切手を販売開始した。夏の観光シーズンを前に、安全運転で観光を楽しめるよう宮古島地区交通安全協会と協力して作成。色鮮やかな宮古島…

2025年7月5日(土)9:00
9:00

水難、交通事故注意を

外国人観光客に啓発活動/宮古島署など   宮古島署、宮古島海上保安部、市、宮古島地方気象台は3日、下地島空港で「水難事故および交通事故防止」の啓発活動を合同で行った。韓国と香港からの到着便に合わせ、署員や職員がパンフレットなどを配布し事故防止を訴えた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!