獅子舞など勇壮に/城辺ふれあいまつり
第5回城辺ふれあいまつり(主催・城辺地区地域づくり協議会)が3日、城辺公民館(旧城辺農村環境改善センター)と、その周辺を主会場に行われた。伝統芸能やそばの早食い競争、向かい合った2人が指を出して合計の数を当て合う「サムイ大会」など多彩なイベントで盛り上がった。
ふれあいまつりは地域の伝統芸能を継承するとともに、地域の連帯強化と活性化が図るのが目的で毎年開催されている。
舞台発表の部では、子供会や老人クラブ、婦人会、伝統芸能保存会などが趣向を凝らした演技を披露した。
このうち、砂川昌太郎君(砂川小6年)は張りのある声で「豊年の歌」を熱唱。保良の青年たちは、勇壮な「ヨンシー」で観客の目を引き付けた。
宮古島署の展示コーナーは、白バイが子供たちに人気。屋台出店コーナーには、参加者らの列ができるなどにぎわった。
開会のあいさつで饒平名建次会長は「城辺の伝統文化の味や香りを楽しんでほしい」とあいさつ。
下地敏彦市長(代読・平良哲則生活環境部長)は「元気な老人クラブのメンバーによる踊りや、子供たちののど自慢や伝統芸能など多彩な演舞が披露される。思う存分楽しんでほしい」と祝辞を述べた。