各地で雷伴う大雨

　宮古島地方は２８日、前線と南からの湿った空気により各地で雷を伴う大雨となった。城辺では午後７時２３分～８時２２分までの１時間に５０・５㍉の非常に激しい雨を観測した。宮古島地方気象台は同日午前９時１０分に雷注意報、午後７時７分に大雨注意報をそれぞれ発表し、落雷や浸水、土砂災害などに注意を呼び掛けた。

　２８日正午から２９日午前６時までの各観測地点の降水量は多い順に▽城辺新城８６・５㍉▽宮古空港（平良鏡原）７４・５㍉▽平良下里６８㍉▽下地島空港４５・５㍉▽多良間空港（仲筋）３４㍉－。

最大３千世帯で停電／２８日の落雷の影響で

　２８日の大雨と雷の影響で宮古島市の広い範囲で停電が発生し、最大で約３０００世帯が停電した。

　沖縄電力宮古支店によると停電は城辺、下地、上野、伊良部で同日午後６時３０分ごろから発生し、約２時間後の午後８時３０分ごろには全面復旧した。同支店によると、停電の原因は落雷の影響による機器などの故障によるもの。