12/10
2023
Sun
旧暦:10月28日 先勝 壬 
社会・全般
2015年7月9日(木)8:57

飲酒運転の根絶訴え/宮古地区

交通安全運動出発式


白バイを先頭に車両パレードが出発した=8日、宮古事務所前

白バイを先頭に車両パレードが出発した=8日、宮古事務所前

 夏の交通安全県民運動(7月9~18日)を翌日に控えた8日、宮古地区出発式(主催・宮古事務所、市、宮古島署、宮古地区交通安全協会)が宮古合同庁舎で開かれた。27の推進機関・団体から約150人が参加し、飲酒運転の根絶などを誓った。市内の目抜き通りでは、白バイを先頭に車両パレードが行われ、交通事故のない安全・安心の地域づくりを訴えた。

 スローガンは「交通ルール しっかり守って 安全キャッチ(ストップ!飲酒運転)」。重点目標は▽飲酒運転の根絶▽二輪車の交通事故防止(特に、若年者を含めたマナーアップの推進)▽子どもと高齢者の交通事故防止(特に、歩行者事故の防止)。

 式で、参加者らは、交通事故犠牲者に対し1分間の黙とうをささげた。

 同事務所の久貝富一所長は「沖縄県は、人身事故に占める飲酒運転絡みの死亡事故や重大事故の割合が全国で最悪。宮古でも飲酒運転の検挙事例が後を絶たない。1人1人が『飲酒運転は絶対にしない・させない・許さない』との強い決意を持ち、実践することが交通安全な宮古島の実現に重要である」と訴えた。

 同署の瑞慶山力署長は「本年6月末現在、飲酒絡みの事故は、全事故及び死亡事故に占める構成率が全国ワーストワンとなっており、大変憂慮される現状にある。宮古島署管内の6月末現在、事故発生は昨年同期比で18件多い57件となっており、大変憂慮される状況にある」と指摘した。

 その上で「去る6月28日には、路上寝による重傷事故が発生するなど、予断を許さない状況が続いている」と警鐘を鳴らした。

 下地敏彦市長は「夏場は祭りやイベントなどで飲酒の機会が増える期間である。それに伴い飲酒運転の増加が懸念される。飲酒運転は絶対に許さない雰囲気づくりを」と訴えた。

 同協会の宮里敏男会長が、飲酒運転などの根絶を宣言し、交通事故ゼロを目指して決意表明した。

 出発式と併せて同事務所1階ホールでは、交通安全パネル展が14日までの日程で始まった。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年11月30日(木)8:52
8:52

「離島フェア2023」多良間村、4商品入賞  優良特産品で快挙

沖縄セルラーパーク那覇などで24~26日に開催された「離島フェア2023」では、食品、工芸で優良な離島の特産品に対する表彰も行われた。多良間村からは、たらま農産の「黒あずき」、三幸食品の「PREMIUM黒糖アイス」、たらま花(紅花)保存会の「サン(お守り)タペ…

2023年11月21日(火)13:08
13:08

【宮古島スイーツ】バーガーショップによる自家製チーズケーキ!

【宮古島スイーツ特集】 #宮古島 には #スイーツ がいっぱい!探して見つけてハッピーに♪ #宮古毎日新聞 のホームページで 宮古島内のスイーツを紹介する特集コーナー! 記者が実際に店舗を訪ね、イチオシスイーツの魅力を聞きました! 今回は宮古島市平良久貝の「B…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!