05/20
2025
Tue
旧暦:4月23日 友引 己 
社会・全般
2015年10月7日(水)9:03

熱闘、伝統の大綱引き/狩俣豊年祭

本土学生らも盛り上げ


汗だくになって大綱を引きあった=4日、狩俣集落

汗だくになって大綱を引きあった=4日、狩俣集落

 平良狩俣で4日、恒例の十五夜豊年祭が催され、大勢の集落住民の参加で熱気あふれた。



 同豊年祭の開催は9月27日に予定していたが、台風接近の影響で延期されていた。主催の狩俣自治会の久貝正吉会長は「今年は諸事情でハーリーを中止したいきさつもあり、伝統行事の豊年祭だけは実施したかった。幸い多くの住民に参加いただいた。待ちわびた分の一夜を楽しんで欲しい」と意気込みを見せた。


 これに応えるように、地域の老若男女に加えて他地区に住む同郷家族らも車で駆けつけた他、同地区で民泊合宿中の国士舘大学の学生ら20人近くが上半身裸に粋な白の巻き帯姿で参加。民謡ショーが始まると「ハイ、ハイ、ハイ」の掛け声と手拍子を響かせながら輪になりクイチャーを乱舞。弾ける若者たちの熱気に住民たちは「いいね~祭りはこうでなくては」と目を細め、指笛で盛り上げていた。


 そしてメーンの大綱引きが始まると、「引け~引け~」の声が飛び交う中、大勢の老若男女が汗だくになって熱闘。3戦に及ぶ熱戦の結果、西の勝利で打ち上げとなったが、住民らは紅潮した笑顔で満足した様子。夜空に舞うみこしに合わせ、人々の心も弾んでいるようだった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!