04/28
2025
Mon
旧暦:4月1日 仏滅 丁 
社会・全般
2017年4月16日(日)9:02

「初音丸」をお披露目/池間漁港

航海安全と大漁願う


航海安全と大漁を祈願して一斉にお菓子などが投げられた=15日、池間漁港

航海安全と大漁を祈願して一斉にお菓子などが投げられた=15日、池間漁港

 池間漁港で15日、新しい船名「初音丸」(3㌧、仲原一実船長)のお披露目があり、訪れた住民らは航海安全と大漁を祈願した。

 「初音丸」は「はつねまる」と呼ぶ。色鮮やかな大漁旗が掲げられ、祝賀ムード一色。船上から船主の仲原船長(69)や友人らが浮き桟橋に集まった住民らに向かって、一斉に菓子類を投げ込んだ。住民らは、歓声を上げながら菓子類を受け取っていた。

 初音丸は1986年、宮古本島の伊計造船で新造された繊維強化プラスチック(FRP)船で、今年で船齢31年。長さ9・9㍍、幅2㍍。ディーゼルエンジン250馬力を搭載。

 この日のお披露目の開始時間は、池間島の「親子ラジオ社」を通して伝えられていた。お披露目前に「初音丸」は大主神社前の海域まで快走。仲原船長らは、同神社に向かって神酒やごちそうを供え手を合わせた。

 仲原船長は「わが家が経営する初音丸という船名は、祖父が経営していた漁船が始まりで、父も新造した船を初音丸と名付けた。私で3代目の初音丸となる」と語った。

 その上で「今後は高級魚のアカマチやマーマチなどを釣る」と意欲を見せる。

 大漁旗を仲原さんに寄贈した松川浩さん(62)は「お菓子を投げ込んで祝う儀式に参加したのは12年ぶり。感無量だ」と満足した様子で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!