05/17
2025
Sat
旧暦:4月20日 大安 丙 
イベント 社会・全般
2017年10月5日(木)9:06

各地で十五夜まつり/狩俣では大綱引き

住民ら500人参加、西が勝利


力の限り大綱を引く参加者ら=4日、狩俣

力の限り大綱を引く参加者ら=4日、狩俣

 狩俣地域の豊年祭(主催・狩俣自治会)のメインイベント、「十五夜大綱引き」が4日夜、県道の一部区間を一時通行止めにして行われた。照明灯の明かりの中、東西に分かれ、長さ約80㍍、直径約20㌢の綱を約500人が引いて無病息災、豊漁・豊作を願った。熱戦の末、西が勝ち、豊漁が約束された。

 大綱引きの開始前には、狩俣小学校の子供たちが元気はつらつとエイサーを披露。また狩俣幼稚園の園児たちが元気いっぱいに踊りを繰り広げた。観客らは、カメラに収め大きな拍手を送っていた。

 民謡三線ショーでは国士舘大学の学生20人らが楽しく舞い踊った。同大学は3年連続の参加。観客らは、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えた。

 大綱が会場に運ばれると熱気に包まれた。参加者らは綱に結びつけられた細い綱を握り、「ワッショイ、ワッショイ」と引っ張り合った。全員が勝ち負けに拘らず笑顔で無事終了した。

 同自治会の久貝正吉会長は「お互いに引き合う姿が勇ましく、ものすごく迫力があった」と興奮冷めやらぬ表情で語った。

 狩俣小学校の上里啓美校長は「きょうは地域の十五夜行事ということで、授業は早めに終わらせた。園児6人、児童37人が参加し、よく頑張った」とたたえた。

 島尻地域に住む新垣琉愛さん(6年)、高橋楓君(同)、新垣楓華さん(2年)の3人は初めて参加。3人は今年4月から狩俣小学校に通い、友達と一緒にエイサーで盛り上げた。

 3人は「お友達がたくさんできたので、とても楽しかった。エイサーは上手にできた」と笑顔で話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!