久しぶりの再会感激/北城ろう学校宮古分校卒業生
35年の節目に同期会
1978年4月に開設され、84年3月に閉校となった県立北城ろう学校宮古分校の卒業生らによる「卒後35年同期会」が3日、かつて同分校のあった宮古特別支援学校の体育館で開かれた。卒業生45人中、島内外から18人が参加。当時の恩師も駆け付け、久しぶりの再会を喜び合った。
同分校の同期会は卒業10年目と15年目の年にも開かれていて今回が3回目となる。
今回の同期会では、恩師を代表して前川玄業さんが「何十年間ぶりでも会ってみれば懐かしい。皆さん、これまでの人生を振り返りながら、健康に気を付けて頑張ってもらいたい」と呼び掛けた。
同期会の幹事を務める国仲俊吉さんは「集まってもらいありがとう。感激している。今回、先生たちに久しぶりに会え、友達にも会えうれしい」と再会を喜ぶ思いを語った。
再会を祝し全員で乾杯したほか、昼食を共にしながら参加者が近況を報告したり、当時の思い出などを語った。
国仲さんは「卒業からもう35年。同期会を開きたいと思った人はいたと思うが、誰も言ってくれなかったので自分から声を上げた」と今回、幹事を務めたいきさつを語った。