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社会・全般
2019年6月1日(土)8:54

【行雲流水】(一般参賀)

 5月1日、日本史に新たな頁が開いた日だ。そう思うと4日の一般参賀に行くことになんのためらいもなく東京に飛んだ。連休の中日でもあるし後は上野公園にも行く旅程を組んだ

▼4日の朝、宿泊先のホテルを後にしたのは7時を過ぎていたがタクシーで行けば皇居前広場までそう時間はかからないだろうと思ったが、日比谷通りはすでに交通規制されて大勢の人が皇居に向かって歩いている。タクシーを降りてその流れに沿うしかなかった。気力・体力勝負の始まりであることも知らずに

▼人の流れに乗って移動する中で日の丸の小旗をもらい、皇居前広場に辿り着いて手荷物検査とボディーチェックを受けた。気がつくと大きな集団の中に組まれて広場の中央付近に立っていた。ここで待機することほぼ2時間。ようやく皇居正門をとおり二重橋を渡って長和殿の参賀会場に辿り着いたときはお昼を過ぎていて、疲労も頂点だ

▼長和殿のベランダに天皇・皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻が立たれると群衆の歓声がとどろき、陛下のお言葉に静まるさまには鳥肌がたった。会場を去る群衆のなんと静かなことか。それぞれの感慨にひたっているのだろう

▼日本には古事記や日本書紀の神話の時代から21世紀の今日までの歴史の流れの中で連綿と受け継がれてきた天皇と日本なりの精神文化がある。情報が氾濫し、言葉が入り乱れる現代社会であればこそ始祖から受け継がれてきた伝統の奥深さを直に感じた参賀の瞬間であった

▼足の疲れを感じながらも帰りの道のりは乾門を抜けて国立公文書館で新元号、令和の出典である万葉集に出会えたのも今回の旅の大きな収穫であった。(凡)


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