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【特集】2022年新年号【特集】新年号
2022年1月1日(土)8:49

県記録更新へダッシュ/先行逃げ切りに磨き

小学陸上 男子800M/久松小・新里颯一朗

 

記録更新を目指す新里颯一朗

記録更新を目指す新里颯一朗

県記録更新へダッシュ-。小学陸上競技の中距離、男子800㍍に宮古陸上界の期待の星がいる。久松小5年生の新里颯一朗(11)。2020年、21年と県大会連覇中で今年は3連覇が懸かる。今年は得意の先行逃げ切りの走りに磨きをかける。


新里は昨年の新報児童オリンピックの5年男子800㍍で2011年に友利怜央が出した宮古記録2分29秒1を大幅に短縮する2分24秒82をマークし、大会新・宮古新で優勝。前年の4年生の時も大会新で優勝している。

現在はバスケットボール部と掛け持ちで、市陸上競技協会の宮古陸上クラブにも所属。週2回、基本走やミニハードル、筋力トレーニング、坂道ダッシュに励む。

新里は身長143㌢、体重30㌔の小柄な体格。走りはスタートダッシュで飛び出し、そのままゴールする典型的な「先行逃げ切り」のスタイル。新里は「レース直後はあまり実感が湧かないけど、学校に戻ってクラスメイトや校長先生がすごく喜んでくれるのでうれしくなる」と話す。今年の目標を「2分20秒を切ること。日々の基本的な練習をしっかりこなし、宮古記録を更新したい」と前を見る。6年男子の宮古記録は2分22秒1。

宮古陸上クラブの砂川さとみコーチは「最初から周りが心配するくらいのスピードで飛び出す。負けず嫌いな性格で、人の後ろは走らない。記録更新は達成できるだろう。小柄なのにストライドが伸び、いいフォームで走る」と期待を寄せる。

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