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【特集】新年号
2018年1月1日(月)8:59

オリジナル作品で迎春/プリザーブドフラワー講座

プリザーブドフラワーの正月用花飾りを完成させた受講生と作品

プリザーブドフラワーの正月用花飾りを完成させた受講生と作品

 美しい花を長期間楽しむ方法を求めてドライフラワーなどいろいろな方法がこれまで誕生したが、生花の美しさを長く保つことができる技術で生まれたのが「プリザーブドフラワー」だ。

 昨年10月~11月中旬にかけて、伊良部公民館では西平富士子さんによる「プリザーブドフラワーで楽しむ正月おもてなしアレンジ講座」が行われ、受講生たちはそれぞれが工夫を凝らしたオリジナル作品を完成させ、新春を迎える準備を整えた。

 プリザーブドフラワーは、その花が最も美しく咲く咲いた状態の時に、有機物と色素を植物自身の力で吸い上げさせ、みずみずしい姿を数年にわたり保ってくれる。

 出来上がったプリザーブドフラワーを初めて見た人は、本物の生花と見間違うほどだ。

 そのほかにも、好きな色合いの花を作り出すことができ、水も与える必要がないことから、生花では表現しきれないデザインも可能だ。

 西平さんの講座では、そのプリザーブドフラワーを活用した正月用花飾りを13人の受講生がそれぞれのオリジナリティーを加えて世界で一つだけの作品を完成させた。

 西平さんは「お正月なので、作品を飾った場所が癒やしの空間になるよう受講生には呼び掛けた。それぞれが完成した作品で素晴らしい新年を迎えることを願っている」と話した。

 受講生たちは、作品に別の正月用に使われていた鶴などの装飾も持ち込んで、自らの作品に盛り込むアレンジを行い、より一層華やかさを増した作品となった。

 受講生からは「きれいな花飾りで正月を迎えたい」や「いろいろ工夫して華やかにできるのでとても楽しい」などの感想が聞かれた。

 プリザーブドフラワーを活用したオリジナルの正月用花飾りを完成させた受講生は次の皆さん。(敬称略)

 浜川秀美▽池間素子▽前泊美津枝▽塩川圭子▽平良美和子▽長濱長子▽伊計初美▽荷川取律子▽大浦暁江▽池間和代▽池間英子▽川満仁美▽久高キヨ

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