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ニュースウィークリー
2018年3月11日(日)8:54

【ニュースウィークリー】3月3日~3月10日

第1子から祝い金支給へ/市長が施政方針表明

 2日に開会した宮古島市議会3月定例会で下地敏彦市長が2018年度の施政方針を表明した。重要施策として新年度から出産祝い金を第1子から支給することや、海岸管理条例施行に向けての海岸利用に関する連絡協議会(仮称)の設置、市男女共同参画推進条例の制定、新博物館建設場所の選定委員会設置、市観光商工局の部への昇格などを掲げた。(3月3日掲載)

4月から牛乳再開へ/学校給食

 島で唯一の酪農牧場の廃業を受けて学校給食で提供されていた牛乳が2月から加工乳となっていた問題で、4月1日から再び牛乳が提供されることとなった。市教育委員会の宮國博教育長は「県も宮古に牛乳を提供したいとの意向で、県学校給食会も4月からは牛乳を供給するとの打診があった。新年度からは牛乳が供給できるので安心している」と述べた。(3月3日掲載)

賛否で活発な質問が出る/陸自宮古島配備説明会

 宮古島への陸上自衛隊配備に伴う、城辺保良鉱山への弾薬庫施設建設案に関する市民説明会(主催・防衛省)が4日、市中央公民館で行われた。防衛省は近年の日本を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す中、抑止力として陸上自衛隊の宮古島配備に理解を求めた。配備に賛成、反対する市民約180人が参加した。(3月5日掲載)

親族集まり祖先に感謝/旧十六日祭

 旧暦1月16日に当たる3日、市内各所の墓地は旧十六日祭(ジュウルクニツ)で墓参する家族連れが多く見られた。先祖の墓前に親族が集まり、皆が元気であることを報告するとともに、今年1年の家族の健康を願った。持参した料理などを墓庭に供え、後世(グソー)の正月を祝った。(3月5日掲載)

上野の商店で強盗事件発生/1万5000円奪い逃走

 5日午前9時55分ごろ、上野新里にある個人経営の商店に男が押し入り、店主の女性(82)をパイプのような物を持ち「金を出せ」と脅し、レジスターから現金約1万5000円を奪い上野大嶺方面に逃走した。宮古島署は強盗事件として捜査を進め、男の行方を追っている。(3月6日掲載)

大型コンテナ30台に廃家電/移送費なく、島内保管

 本来は市が予算措置して沖縄本島に移送されるはずの廃家電が昨年11月から移送されず、島内の中間処理業者の敷地に大量に保管されたままの状態となっている。この原因は市環境衛生課が毎年、一般財団法人家電製品協会へ行っていた助成金の申請をし忘れたことによるもので、5日に行われた市議会の3月定例会の質疑の中で分かった。(3月6日掲載)

419人が試練の春/宮古3高校で一般入試

 県立高校の2018年度一般入試が6日からスタートした。日程は2日間で、宮古地区では宮古高校、宮古総合実業高校、宮古工業高校の3校に419人が挑んだ。一般入試の志願者がゼロとなった伊良部高校の一般入試は行われなかった。初日は国語、理科、英語の3教科で受験生たちは緊張した面持ちで試験問題に挑んでいた。(3月7日掲載)

永年勤続従業員24企業59人表彰/宮古島商工会議所

 宮古島商工会議所の第42回会員大会永年勤続優良従業員表彰式が6日、市内ホテルで開かれた。今回は24企業59人に長年の功績をたたえる賞状が贈られた。受賞者を代表して勤続が年を超える琉球銀行宮古支店の友利ヒロ子さんが「受賞は経営者や同僚の指導、支援のたまもの。今後も企業の発展と地域活性化に力を尽くしたい」など周囲への感謝と今後の抱負などを語った。(3月7日掲載)

三光ソフラン、1500室建設/賃貸の部屋不足解消へ

 全国賃貸管理ビジネス協会の会長を務める、三光ソフランホールディングスの高橋誠一会長と同協会沖縄支部長を務める住宅情報センターの佐和田功社長らが7日、市役所平良庁舎で下地敏彦市長と長濱政治市長に、今後5年計画で賃貸アパートを200棟、1500室建設する計画があると話した。(3月8日掲載)

水使用料の増額を検討/宮古土地改良区

 宮古土地改良区が賦課金(農業用水使用料)の増額を検討している。現行の賦課金は10㌃当たり年間2000円だが、これに使用量を加算する従量制を21日の総代会に諮る方針だ。従量制は2015年に一度否決されている議案。再提案について下地理事長は「地下ダムの限りある農業用水を、永続的に利活用させたい」とし、総代に理解を求めている。(3月8日掲載)

課税限度額改定は妥当/国保4万円引き上げへ

 国民健康保険税の課税限度額を4万円引き上げる改定について下地敏彦市長から諮問を受けていた宮古島市国民健康保険運営協議会の下地昭雄会長は8日、市役所平良庁舎で下地市長に対し、引き上げは妥当と判断した同協議会の審議結果を答申した。(3月9日掲載)

アイキャッチ作戦を実施/宮古島署など

 今月2日に出された交通死亡事故連続発生に伴う非常事態宣言を受け、市民に同宣言を周知するアイキャッチ作戦が8日、伊良部大橋伊良部側橋詰めで行われた。宮古島署、宮古島地区交通安全協会、県交通安全推進員ら関係団体から約40人がメッセージボードやのぼり旗を掲げて、交通安全を訴えた。(3月9掲載)

農業、福祉などの充実に力点/伊良皆村長が施政方針

 多良間村議会3月定例会が9日開会した。伊良皆光夫村長が2018年度の施政方針を表明した。伊良皆村長は施政方針で「将来を見すえた村づくり」を挙げ「子どもからお年寄りまでが将来にわたり住みよい村づくり、活力のある村」の実現へ向け決意を示し、農業振興、子育て支援、福祉介護の充実など、施政運営に当たって基本的な考えを強調した。(3月10日掲載)

平良中新聞部3年連続で佳作/全国新聞コン

 第回全国小・中学校・PTA新聞コンクール(主催・毎日新聞社など)の学校新聞の部で平良中学校新聞部(佐和田ちひろ部長)の「S・Y・S新聞」が佳作に入賞した。9日には同校で喜びの報告が行われた。同コンクールにおいて、同校新聞部の3年連続で佳作を受賞している。(3月10日掲載)

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