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2018年4月13日(金)8:53

【ひと】ハローワーク宮古所長/渡真利直人さん(56歳)

企業は働き方改革を


渡真利直人さん

渡真利直人さん

 出張で来島したことはあるものの宮古島勤務は今回が初めてとなる。宮古島の印象については「青い海と青い空、そして人情が豊かと感じている」と語る。


 宮古島の雇用・労働情勢の課題としては人手不足と働き方改革を挙げる。「クルーズ船の寄港で観光関係が好調で人手不足が生じていると聞いている。人手不足への対応を考えたい。ただ求職者が減少傾向にあるので、企業には働き方改革へ力を入れてもらわないとなかなか応募してくれないと思う」との考えを示す。

 企業に求めていく働き方改革の具体的な取り組みの一つの案として正社員採用を提案する。「求人は増加傾向にあるが正社員の求人がまだまだ少ない。企業に正社員雇用のメリットを紹介して正社員求人をお願いしてきたい。そうすれば求職者も応募しやすくなると思う」との認識を述べた。

 ハローワーク宮古のような小規模な職場での勤務も初めてという。「職員とコミュニケーションを取りながら楽しく仕事をしていきたい」との思いを語った。

 渡真利 直人(とまり・なおと) 1962(昭和37)年4月10日生まれ。56歳。那覇市出身。法政大学卒。86年に旧労働省に入省し那覇公共職業安定所勤務。13年に沖縄労働局職業対策課長補佐、17年に沖縄公共職業安定所次長などを経て、18年4月からハローワーク宮古所長。

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