変化に応じ的確に対応

上運天幸徳さん

　宮古島勤務は初めて。宮古島は今、とても活気がある。観光が活況を呈している。それに伴い、建設関係で島外からの来島者も多く、生活環境や犯罪、事件事故の発生などに変化が生じている。その変化をしっかり分析し、協力してくれているボランティアの皆さんなど、地元からの意見要望を聞き、自らも地域に出向き、状況に合わせて的確に対応していきたいと抱負を述べた。

　「管内に多良間島という離島があるが、多良間駐在には経験豊かな署員が配置されている。必要に応じて本署からの応援もしていく」と、積極的な対応をする。

　宮古島は「非常に親しみを持って接してもらっていて、地域の人たちの温かみを感じる」との印象が強い。座右の銘は「初心忘るべからず」

　上運天　幸徳（かみうんてん・ゆきのり）１９６２（昭和37）年８月７日生まれ、56歳。うるま市出身。82年警察学校入校（採用）。２０１１年県警本部生活安全部少年課次席（警視昇任）。17年同刑事部管理官。18年同交通部交通指導課長などを経て現職。