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がんずううやき
2019年7月10日(水)8:55

【がんずううやき】佐久田英公さん(80)浦添市在住(下地高千穂出身)

妻と二人で楽しく


佐久田英公さん

佐久田英公さん

 佐久田さんは、妻と二人三脚で約35年間営んできた不動産業を今年3月で終えた。「開業当初は頼る人が誰もいない厳しい環境だった。まじめに一生懸命に誠を尽くせば、人は信用してくれるとの強い信念でやってきた」と話す。


 「子ども3人も独立して生活も落ち着いてきた。残りの人生は苦楽を共にした妻と2人で有意義に過ごしたい」と、自宅1階の不動産事務所を整理した。

 毎朝、仏壇の両親に手を合わせる。「自分の神様は両親。約30年前に病で倒れた時も、親のご加護で生かされたと思う」と神妙に話す。

 そして、「親をはじめ、宮古でかわいがってもらった親戚や仕事で助けてもらった人たちにも感謝している」。その恩返しとして、世話になった人の庭の草取りなどで汗を流す。
「じっとしているより体を動かすのが好きなので、健康維持の運動にもなっている」と語る。

 最近は自宅のカラオケで童謡や唱歌を歌い、昔を懐かしんでいる。月に1、2回は市内で同期生や親戚などと集い楽しむ。「まず最初に『手のひらを太陽に』を歌う。元気な歌なので、体全体にパワーが付く」と笑う。


1938(昭和13)年7月15日生まれ

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