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2019年7月20日(土)8:54

【ひと】沖縄宮古郷友連合会の専務理事に就任/下里 博次さん(71歳)

「宮古はひとつ」の思いで


下里博次さん

下里博次さん

 【那覇支社】沖縄宮古郷友連合会(福里栄記会長)が6月末に開催した2019年度定時総会で、新しく専務理事に選任された前事務局長の下里博次さん(71)=下地入江出身=。

 連合会の三役は、会長のほか専務理事、副会長3人の計5人で構成している。会長に次ぐ要職に就いた下里さんは「事務局長も1期2年で終えたかったが、福里会長などからの後押しもあり、専務理事という重責を担うことになった。これからは、責任を自覚して会長を支えながら一生懸命に頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 事務局長を務めてきた連合会の特徴については、「会員の多くが各分野で活躍している頼もしい組織。『宮古はひとつ』という共通した思いで、連合会主催の行事などにも気持ち良く協力してもらっている」と話した。

 下里さんは、就任早々から、2期目を迎えた福里会長の下でイベントの準備に取り掛かっている。8月30日には沖縄カントリークラブで約40組160人の参加者を見込んだゴルフ大会、来年4月29日には第32回芸能まつりを浦添市てだこホールで開催する。「成功させるには、若い人が関心を持って気軽に参加してもらうのが不可欠。各郷友会にも働き掛けて盛り上げていきたい」と前向きだ。

 さらに、新たな企画として、各郷友会の活性化を目的にした公開シンポジウム「宮古のアイデンティティを語る会」(仮称)の構想もある。「11月の開催に向け、福里会長を先頭に役員で協議を重ねている。大きな試みになるが、ふるさと宮古を再認識する良い機会になるよう、県内外の郷友会にも参加を呼び掛けて実りあるものにしていきたい」と力を込めた。

 1947(昭和22)年9月30日生まれ。71歳。下地入江出身。下地小・中学校を経て、県立泊高校卒業。2008年那覇市前島で「千里不動産」開業。在沖入江、下地両郷友会長を歴任。

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