がんずううやき
2020年2月2日(日)8:54
【がんずううやき】平良秀誠さん(90歳)タケさん(90歳)(城辺字福里)
やしゃご誕生を喜ぶ
1月25日はめでたい旧正月だった。仲むつまじい夫婦は朗らかな元旦を迎えていた。
タケさんは「去年の12月に男の子のやしゃごが誕生した。最高にうれしい」と声を弾ませた。
秀誠さんは1番座で端正な姿勢で座り「正月のあやぐ」を歌った。
歌詞の内容は、「正月を迎えて、新しい年を迎えて、私は生まれ変わって若返るようだよ、羽が生えて飛び立つほどだよ」。
タケさんが食事の支度や洗濯、清掃などの家事をこなす。「家事をするのが健康の秘訣(ひけつ)だよ」と晴れやかな表情で語る。
家のすぐそばにある家庭菜園でコマツナやニガナなどを栽培する。毎年野菜類は豊作だ。たくさん収穫して子供や孫などに贈り喜びを分かち合う。
「黒小豆で小豆ご飯やぜんざいを作り、家族だんらんで楽しむ」とタケさん。
夫婦は25歳の時に結婚。思い出を振り返り「東京タワーに登った時が楽しかった」と懐かしんだ。
子供8人、孫23人、ひ孫23人、やしゃご1人。
1929(昭和4)年12月15日生まれ(秀誠さん)
1929(昭和4)年10月14日生まれ(タケさん)