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美ぎ島net
2012年8月18日(土)22:26

40年で様変わり、地域に開かれた施設に.

沖縄県社会福祉事業団 漲水学園・あけぼの学園 

 

あけぼの園生と漲水の若葉寮が一緒になってにぎやかな夕食=1階

あけぼの園生と漲水の若葉寮が一緒になってにぎやかな夕食=1階

 本土復帰の年、沖縄県から社会福祉法人沖縄県社会福祉事業団が受託して平良西仲宗根に児童養護施設「漲水学園」が開園した。同じ敷地内に5年遅れて開園したのが18歳以上の障害者支援施設「あけぼの学園」だった。40年経った今、福祉の内容も大きく変化し、このほど全面改築の両園は大きく様変わりした。1階があけぼの学園で、漲水学園の若葉寮(知的障がい児)を併設した支援が行われる。2階が漲水学園で児童養護施設。さらに1階で施設と地域を結ぶ「児童家庭支援センター」も

仲間貞教園長

仲間貞教園長

開所した。仲間貞教園長は「これまで地域の皆さんに応援していただいている。これから開かれた施設としてお返ししていく使命がある」と話す。



 7月に落成式を行い、新しい施設での生活が始まった漲水・あけぼの学園の入所者や職員。1階のあけぼの(障がい者支援施設)は、昨年から漲水の知的障がい児の若葉寮が併設され福祉型障がい児入所施設となり39人が寮生活を送っている。日常生活の指導、独立自活に必要な知識技能を身に付けさせるための支援を行う。この他、リハビリコーナーや生活支援訓練コーナーなど、自立に向けたあらゆる工夫がなされ、入所者は快適な生活空間を楽しむ。施設と地域をつなぐ児童家庭支援センター「はりみず」も1階にある。


 2階が漲水(児童養護施設)で、保護者のいない児童や虐待されている児童、その他、環境上養護を必要とする児童を入所させて養護し、併せて退所した者に対する相談、自立のための援助を行う。36人が生活する。同階には多目的ホールやデッキテラスがあり学園行事に活用される。学習室兼図書室も設けられた。中でも自立支援室は、退所後、社会生活を送るための準備を行う部屋として今後の活用が期待される。


 仲間園長は「改築にあたっては、太陽光オール電化システムを導入、施設内の隅々に環境や住む人に配慮された生活空間が広がっている。また、あけぼの学園内で就労継続支援B型事業所があり、清掃業務の委託やリサイクル回収、農園芸・花卉栽培などもできる。現在、農場ではニガウリのハウス栽培が実施されている。障がい者には日中リハビリを兼ねた運動やその人に合わせた個別の創作活動も行われている」と活動内容を紹介する。


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