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まちからむらから
2013年7月21日(日)9:00

地域の愛唱歌に/城辺地区

「城辺町町歌」歌い継ぐ/第4回城辺ふれあいまつり


 城辺地区地域づくり協議会(饒平名建次会長)は、8月4日、城辺公民館を中心に「第4回城辺ふれあいまつり」を開催する。オープニングセレモニーで合唱されることになった「城辺町町歌」。合併後途絶えていたが、今後地域の愛唱歌として歌い継いでいくことを確認した。町歌は、1969年、町政20年を記念して作られたもので、広く一般から募集して町章と一緒に制定された。


 作詞は宮里尚安氏(豊見城村在住)、作曲は豊見山恵永氏(元音楽教師で故人)。雄大なスケールの歌で、砂川・西城・福嶺・城辺の4学区を網羅して「古き歴史は土と生き/先祖の教え/胸に沁む」と歌い上げている。

 饒平名会長は「城辺町のころは、いろんな行事の中で歌われてきたが、合併してからほとんど歌われなくなっていた。やはり、城辺の地域のことを網羅した歌なので、これからいろんな機会を捉えて歌い継いでいきたい」と話す。

久々の夏祭りに沸く/福里保育所
業務委託で心機一転


4月から業務委託となった福里保育所。職員も子どもたちも心機一転。8月4日のふれあい祭りでは「城辺町町歌」を歌うことになった

4月から業務委託となった福里保育所。職員も子どもたちも心機一転。8月4日のふれあい祭りでは「城辺町町歌」を歌うことになった

 開園38年の歴史をもつ福里保育所(新城悦子所長)は、今年4月から業務委託で社会福祉法人南風福祉会(花城千枝子理事長)の運営となった。職員たちも心機一転、あらゆる行事に取り組んでいる。しばらく休んでいた七夕祭りも、5日に開かれ、父母会(池間広安会長)もいっしょに賑やかに行われた。一週間前から取り組んだ七夕祭りは、園内でも色とりどりの折り紙で作られた短冊や提灯、リングなどが飾られ雰囲気を醸していた。

 翌6日夕は夏祭り。中庭広場では、お父さんたちによって設けられたやぐらを囲み、浴衣姿の親子が軽快な盆踊りのリズムを楽しんだ。母親たちによる華やかなフラも会場を沸かせた。新城所長は「子どもたちはいつも元気。園の機構が変わろうが変わるまいが関係ない。この子たちが、すくすく成長するために職員は何ができるかを常に考えていきたい」と話す。

 8月4日に行われる「第4回城辺ふれあいまつり」では、オープンセレモニーで3・4歳児が「城辺町町歌」を歌う予定。子どもたちにとっては生まれる以前の歌。17日は、新城所長のピアノで声合わせ。保育士のリードでリズムを取りながら歌詞を覚えようとしていた。

 福里保育所は、旧城辺町時代、1974年に創設された。今年3月までに卒園した園児たちは570人。現在、社会の中核として活躍する。現在、ゼロ歳児から4歳児までの乳幼児は57人、職員12人が保育にあたる。

4月から業務委託となった福里保育所。職員も子どもたちも心機一転。8月4日のふれあい祭りでは「城辺町町歌」を歌うことになった

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