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2015年4月11日(土)8:55

女性初の西交番所長に着任した/仲宗根章子さん(37歳)

「すぐ動く」をモットーに


仲宗根章子さん

仲宗根章子さん

 仲宗根章子警部補が宮古島署初の女性交番所長に着任した。地域課西交番所長。東交番所と合わせて12人の交番員とともに地域に密着し、犯罪抑止のため職務に取り組む。

 「自分自身は男性女性という区別は感じていない。女性初というプレッシャーはあるが、やりがいがある仕事。何かあったらすぐ動くことをモットーに励みたい」と力強く話す。

 交番所長は情報発信が職務の一つ。「身近で起きている犯罪の状況を住民に発信し、自主防犯の機運を高めてもらうこと。学校には、事件の前兆事案ともいわれる、声掛けやつきまといなどの情報を発信し、PTAとの情報交換で、協力して犯罪の未然防止に努めること」を具体的に挙げる。

 署内で事件事故の発生状況の分析、交番員への情報発信やパトロールも行う。

 「ドメスティックバイオレンス(家庭内暴力)など被害者が女性の場合、女性警察官なら話しやすいと思うので、きめ細かい対応を心掛けたい」

 侵入盗(泥棒など)が発生した時は、被害者が安心を回復できるよう現場周辺を制服でパトロールすることも大切な役割と話す。

 小学2~5年まで3年半は宮古島で生活していた。平良第一小学校に在籍していた。

 「(当時と比べ)宮古島は都会化した。その分、事件事故も増える可能性がある。未然防止にしっかりと取り組みたい」

 仲宗根 章子(なかそね・あきこ)1977(昭和52)年生まれ。37歳。国頭郡本部町出身。2005年4月県警本部採用。県警本部警務課、宜野湾署、県警本部刑事企画課、捜査第2課などを経て現職。趣味は読書。

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