04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
産業・経済
2021年10月23日(土)8:56

歯の詰め物製作でAI活用/宮古島デンタルオフィス

歯の詰め物製作でAI活用/宮古島デンタルオフィス

最新機器を島内初導入

 

口腔内スキャナーの使用方法を学ぶ歯科衛生士らと本永院長(右)=20日、平良東仲宗根

口腔内スキャナーの使用方法を学ぶ歯科衛生士らと本永院長(右)=20日、平良東仲宗根

宮古島デンタルオフィス(本永昌代院長)は20日、歯の詰め物の製作を機械化する「セレックシステム」を導入した。口腔内をスキャナーで読み取り、AI(人工知能)が最適な詰め物の型を作り、製作まで行う最新機器。高精度かつ短時間で作業が進み、治療期間の短縮などにつながる。

導入したのは口腔内スキャナー、歯の詰め物を形成する機器、ジルコニア素材を加熱する機器の3種類。販売元の歯科医療商社「モリタ」によると、宮古島での導入は初めて。国のものづくり補助金を受けている。

口腔内スキャナーは、高解像度センサーで3Dデータを作成。非接触で行えることも特長の一つ。通常の歯型を取る作業が苦手な人に適した機器となる。

同院ではインプラントを行っているが、島内に対応できる技工所がないため、県外発注していた。納期は最短でも約2週間。機器導入によって2時間以内に短縮される見込み。

金属アレルギーを起こさない「ジルコニア」に対応。現在は保険適用外だが、今後の法改正などで利用が進むことに期待している。

本永院長は「革新的な技術であり、デジタル化社会に適した機器。一人でも多くの患者の早期治療に努めたい」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!