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産業・経済
2021年12月1日(水)9:00

ウイルス感染でほぼ全滅/高野の養殖クルマエビ

今期出荷ゼロ、開始以来初/宮古島漁協

 

養殖池にはエビは残っていないという

養殖池にはエビは残っていないという

宮古島漁協の車海老養殖場(平良高野)で、クルマエビの急性ウイルス血症(PAV)の感染が広がり、壊滅的な被害となっている。養殖池のエビは、ほぼ全滅で例年なら出荷時期に入っているが、今期は1993年の養殖開始以来初めて、出荷ゼロになる見通し。感染経路が判明しておらず、30年近く続いている養殖事業が岐路に立たされている。

高野の養殖場では久米島町の種苗センターから稚エビを仕入れ、夏場から育ていた。10月初旬の検査で、PAVに感染していることが判明し、その後、爆発的に広がったという。

PAVは甲殻類にのみ感染するウイルス。エビは共食いをするので感染したエビや死んだエビを食べることで感染が広がる。

養殖場では月に1、2回、県水産海洋技術センターにサンプルを送り、生育状況や疾病の有無を検査する。例年、11月下旬から出荷が始まり年明け3月まで続く。その後、池の水を抜き、下砂をかき混ぜて、天日で乾かし、塩素剤などで除菌する。

高野でPAVが初めて確認されたのは5年前で、その後、毎年確認されている。昨年までは感染確認時期が出荷が始まる11月下旬ごろだったため、感染した個体を取り除いて出荷できていたという。感染確認以前は稚エビの7割程度が出荷サイズまで成長していた。確認以降は漸減し、4割程度に落ち込んでいた。以前は出荷量が20㌧超で売上げも1億円を超えていたが、昨年は13㌧、約6000万円にとどまった。

栗山弘嗣組合長は「たぶん池にはエビはもういない。感染経路が不明で、砂を入れ替えればいいのか、という話でもない。来年も養殖事業を継続するのかも、今のところ見えていない」と苦慮している。


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