30日、宮古島市で新たに16人コロナ感染
【那覇支社】県は30日、宮古島市で新たに16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と同数となった。市内の直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は250.80人となり、県の値(481.44人)を下回る感染状況となっている。多良間村では陽性者は確認されなかった。
同日、宮古島市で新たに感染が確認されたのは、いずれも市在住の10歳未満~90代までの16人。このうち60代以上の感染者は6人となり、約4割を占めた。推定感染経路が、従来患者との接触と判明しているのは11人。
年代別では、60代が3人で最も多く、次いで、80代と50代、30代、10代、10歳未満各2人、90代と40代、20代各1人だった。
市内で入院中の患者は、宮古病院に入院中患者14人(中等症6人、軽症8人)と、民間病院の19人(中等症2人、軽症17人)の計33人。そのほか、宿泊施設療養中が28人、自宅療養中が95人、入院・療養等調整中が68人。
同日は、石垣地区で前日を大きく上回る感染者が判明した。確認された新規陽性者は、石垣市105人、石垣保健所管内Ⅰ人の計106人で、前日(47人)の約2.3倍となった。
オンラインで会見した県保健医療部の糸数公医療技監は、石垣地区での急増について「学校や保育施設で感染者が多くなっているようだ。詳細はまだ分からない」と説明した。
県全体では、前週の同曜日から12.3%減となる838人の感染が新たに判明した。2日連続で、新規陽性者が1000人を下回った。
直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は、県全体は481.44人で全国4位となった。全国ワーストは東京都(696.88人)、次いで、大阪府(673.73人)。全国平均は374.19人。
県内で、新規PCR検査の陽性率(直近1週間平均)は16.1%だった。
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