07/20
2025
Sun
旧暦:6月26日 先勝 庚 
社会・全般
2022年2月23日(水)9:00

給食にマグロ、地元野菜/推進プロジェクトチーム会議

伊漁協、JAが提供/来月から小中校へ試験導入

 

地元産の農林水産物(手前)の学校給食導入に向け、今後の諸課題について協議した会議=22日、市役所

地元産の農林水産物(手前)の学校給食導入に向け、今後の諸課題について協議した会議=22日、市役所

学校給食における地元産農林水産物の活用促進に関することなどを協議する「学校給食推進プロジェクトチーム会議」(チーム長・上地等市産業振興局次長)の第3回会合が22日に市役所で行われ、取り組みの進捗(しんちょく)状況などが説明された。3月には伊良部漁協のマグロ加工品、JAあたらす市場の地元産野菜を各小中学校の学校給食に試験導入することを確認。新年度からは本格導入に向けた事業を展開するとしている。

会議では、同漁協がマグロ加工品の規格や微生物やヒスタミンなどの各種検査結果などについて説明した。

JA側は、青果物の提供拡大や、加工品の活用に向けた取り組み状況などを紹介した。

今年度の実証実験による給食への活用計画としては、3月1日から各調理場でマグロのすり身団子、なまりフレーク、メンチカツなどを提供していく。

野菜については、3月2日から使用開始となりサヤインゲン、サツマイモ、カボチャが提供される。

次年度計画としては、一括交付金3000万円を活用して、地産地消による地域内経済循環システム構築事業を予定。

給食における地産地消食材の利用率を高める取り組みとして、今年度実証を行ったマンゴー・マグロの調達の仕組みづくりや、調理場と生産者の需要と供給を調整するコーディネーターの配置など、学校給食への本格導入に向けた取り組みを行うとしている。

同会議では、学校給食への地元産品活用のほかにも、未利用農林水産物の生産状況、旬等、情報提供に関することなどについても協議を行っている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年7月8日(火)9:00
9:00

フレーム切手の販売開始

宮古の風景や「まもる君」使用/郵便局   日本郵便沖縄支社(那覇市、金城努支社長)は7日、交通安全を願ったオリジナルフレーム切手を販売開始した。夏の観光シーズンを前に、安全運転で観光を楽しめるよう宮古島地区交通安全協会と協力して作成。色鮮やかな宮古島…

2025年7月5日(土)9:00
9:00

水難、交通事故注意を

外国人観光客に啓発活動/宮古島署など   宮古島署、宮古島海上保安部、市、宮古島地方気象台は3日、下地島空港で「水難事故および交通事故防止」の啓発活動を合同で行った。韓国と香港からの到着便に合わせ、署員や職員がパンフレットなどを配布し事故防止を訴えた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!