03/31
2023
Fri
旧暦:2月10日 大安 戊 
農林・水産業
2022年4月21日(木)8:59

枝豆出荷がスタート/伊良部島

東京へ40トン以上見込む

 

今年も甘くて味の濃い島産枝豆の出荷が始まった=19日、伊良部島の枝豆生産組合

今年も甘くて味の濃い島産枝豆の出荷が始まった=19日、伊良部島の枝豆生産組合

伊良部島で枝豆の収穫が始まり、栽培農家は連日出荷作業に追われている。これからが収穫、出荷のピークとなる。年々知名度が増している島産枝豆は東京の豊洲に出荷される。例年並みの約40トン以上を見込んでいる。栽培農家から買い受ける伊良部島枝豆生産組合(長浜勇人代表)は「島産の枝豆は年々品質も良くなり、甘く味も濃くてとてもおいしい」と話した。

伊良部での枝豆栽培は今年で15年を迎える。長浜代表によると、今週から収穫が始まり、ピークは4月末から5月初旬ごろまでで、期間は5月20日ごろまでを見込んでいる。

今期の総出荷量を平年並みの40トン以上を目指しているという長浜代表は「昨年は天候の影響で30トン弱だった。今年は今週から出荷もスタートしたので期待している」と話した。

19日の朝、収穫された枝豆は同組合に搬入され、パート職員らが選別、袋詰め、出荷作業に追われていた。

長浜代表は「年々、収穫時期のパートの人数は増えてきている。現在は70人程度だがピーク時には80人ほどで対応することになる」と話した。

収穫された枝豆が島内で流通する機会はまだまだ少ない。生の地元産枝豆を地元の人たちが味わえるようになることが今後の課題だ。

それでも伊良部島の土の恵みと南国の太陽の光を十分に受けた枝豆は、本土に届けられ、着実にそのファンを広げている。


カテゴリー一覧

観光関係

2023年3月22日(水)9:00
9:00

目指せ、海洋ごみゼロ

ホテルに回収ボックス/宮古ブループロジェクト始動   市民や観光客が拾った海洋ごみを、ホテルに設置した専用ボックスに集め、市が回収するまで一時保管する取り組みが始まった。海洋ごみゼロを目指す「未来に残そう宮古ブループロジェクト」で4社が協力している。…

2023年3月22日(水)8:57
8:57

満員の観客、演舞で魅了

琉球國祭り太鼓 宮古支部自主公演   琉球國祭り太鼓宮古支部による自主公演「ぶどぅれ!」が19日、伊良部公民館で開催された。会場には用意していた椅子が足りなくなるほどの多くの観客が来場。出演メンバーらは勇壮で力強い太鼓の演舞で観客を魅了した。 今年度…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!