04/19
2024
Fri
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2022年5月14日(土)9:00

より良い未来づくりへ/宮古の課題、改善策提案

宮古毎日新聞主催「若いチカラ座談会」/復帰50年企画

 

7人の若者が宮古島をもっと住みやすい所にするためにすべきことなどについて意見を交わした座談会=宮古毎日新聞社

7人の若者が宮古島をもっと住みやすい所にするためにすべきことなどについて意見を交わした座談会=宮古毎日新聞社

沖縄の日本本土復帰50年という節目を迎える5月15日を前に、宮古毎日新聞はこのほど本土復帰50年企画として「若いチカラ座談会 若いチカラで宮古島の未来をつくる」を開催した。さまざまな職種の若者7人を招き、それぞれが感じている宮古島の魅力を聞くとともに、未来の宮古島をもっと住みやすい所にするためにすべき課題や改善点などについて思いを語ってもらった。(5、6、7、8面に座談会詳細)

参加したのは、宮古木工芸の与儀昌樹さん、住宅情報センターの友利海斗さん、うむやすみゃあす・ん診療所の渡眞利邦子さん、沖縄銀行宮古支店の島袋拓也さん、JAおきなわ宮古地区青壮年部の宮平浩幸さん、宮古島来間リゾートシーウッドホテルの久高鈴さん、佐平建設の大嶺太亮さん。

「宮古島の魅力」について与儀さんと久高さんは島の自然を挙げた。宮平さんは島の人が魅力と言い、島袋さんと大嶺さんは海と人の良さの両方を挙げた。渡眞利さんはさまざまな店舗や医療機関がそろう「良い規模感」、友利さんは満員電車や渋滞など通勤の移動ストレスがないことが魅力との考えを示した。

改善点として久高さんは通学路に「止まれ」の表示や看板がない箇所があることを問題視。交通事故防止のための整備が必要と訴えた。

宮平さんは女性農家が少ないことを挙げ、女性が増えれば農業は活発になるとして、女性が参入しやすい環境づくりを力説した。

島袋さんは島外に出た若者が戻って来ないとし、Uターンして事業を目指す人には融資などで支援したいとの考えを示した。

友利さんは若者が戻らない要因として家賃が高騰する一方、低賃金という現状を挙げ、行政による住宅支援が必要との認識を述べた。

渡眞利さんは、自然があるから観光業が発達している中、ホテル建設などで自然を失うことは本末転倒と指摘した。

与儀さんは宮古島の木があまり活用されていない現状を課題として挙げ、島の木による島の「木質化」を目指したいとする自身の夢を語った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!