異動、採用職員に辞令/宮古島市
2023年度がスタート/市長「期待に応える市政を」
2023年度のスタートに伴う市の定期人事異動辞令交付式が3日、市役所大ホールで開かれた。管理職と新規採用の職員に座喜味一幸市長らから辞令が手渡された。座喜味市長は効率のよい行政運営を掲げ「市民目線」「課題共有」などのキーワードを提示しながら、市民の期待に応える行政運営に協力を呼び掛けた。
辞令を受け取ったのは、部長級と課長級以上の管理職47人と、新規採用職員21人。
座喜味市長が市長部局に、教育委員会は大城裕子教育長、消防本部職員には宮國和幸消防長らが一人一人にそれぞれの部署での活躍を願って辞令を手渡した。
交付式で、久貝順一企画政策部長らに辞令を交付した座喜味市長は「今、宮古は観光面、社会面で大きく変わろうとしている。そうした中でスタートした23年度は市にとっても大きなチャンスであり、市民の期待も大きい。市民の要望や厳しい目線、その期待に応える責務が市にはある」と訴えた。
その上で「転換期の今、私たち行政は今後5~10年先を見据えた取り組みが必要。そのためにも管理職が横の連携を図り、さらに係長、職員とも課題を共有しながら弾力性のある行政運営を進めてほしい」と述べた
辞令の交付を受けた職員は、新しい環境での業務遂行に向けて決意を新たにしていた。
そのほか、管理職、新規採用以外の異動職員へは各部局の部長らから辞令が交付された。