04/26
2024
Fri
旧暦:3月17日 先勝 己 
社会・全般
2023年5月18日(木)9:00

野球場、空港の利活用要請/観光需要喚起策を提案

市長「意見交換し施策に反映」/商工会議所、観光協会、JC

 

座喜味市長(左から2人目)に要望書を手渡す(写真左から)根路銘会頭、吉井会長、新崎理事長=17日、市役所

座喜味市長(左から2人目)に要望書を手渡す(写真左から)根路銘会頭、吉井会長、新崎理事長=17日、市役所

宮古島商工会議所(根路銘康文会頭)、宮古島観光協会(吉井良介会長)、宮古青年会議所(宮古JC、新崎亮太理事長)の3団体は17日、市役所に座喜味一幸市長を訪ね、伊良部地区の野球場・屋内練習場周辺施設のイベント利用と、宮古、下地島両空港の活用について要請した。座喜味市長は「意見交換を行い施策に反映できれば」と述べた。

伊良部地区の野球場については単なる野球場としての機能だけでなく、幅広い視点でスポーツ観光を含めた活用を提案。駐車場や空きスペースを利用した各種スポーツ、音楽、芸能など融合的な1万人規模のイベントが開催可能として観光客や市民にも喜ばれる新たな観光拠点施設を目指した取り組みを求めた。

宮古、下地島両空港の活用については「近い将来(年間で)200万人以上の観光客が訪れる島になろうとしている」と強調し、今後増え続ける観光需要への喚起策を要望。空港施設内の混雑解消や駐車場確保などの利便性向上を上げ「地域住民が懸念する課題が顕著になる前に、その解決策に向けた施策を講じてほしい」と訴えた。

また、両空港の最大限の活用に向けた情報交換や、勉強会の開催も要請した。

座喜味市長は「提案は納得している」と話した上で、伊良部地区の野球場については「イベント活用の考えはある。サブグラウンドを作る際に固定フェンスではなく、オープンにできるようにしてある。サッカーやイベントなどの開催も考えている」と話した。

空港の活用については「下地島空港は利活用活性化協議会もあり、宮古空港も議論が進んでいくと思う。両空港とも特徴を持った形で生かしていくのが望ましい。エアラインは今後増えてくると思う。周辺の土地利用も含めて、現場の声は皆さんが受けていると思うので提案をしてほしい」と述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!