03/16
2025
Sun
旧暦:2月17日 赤口 甲 
産業・経済
2024年2月1日(木)8:59

9割超が基準帯以上/23・24年産キビ

操業開始から高品質維持/製糖シーズン中盤迎える

 

製糖操業開始から高品質で推移している=31日、沖縄製糖宮古工場

製糖操業開始から高品質で推移している=31日、沖縄製糖宮古工場

2023・24年産サトウキビの製糖操業が中盤を迎えている。これまでに地区内4工場に搬入された原料(サトウキビ)の平均糖度は基準帯(13・1~14・3度)以上が9割超を占めている。今期の生産見込み量は前期比減だが、品質は操業開始から高糖度を維持している。

沖縄製糖宮古工場は年明けの1月6日、宮古製糖城辺工場は年内の12月13日、同伊良部工場は同26日、同多良間工場は同5日に今期の操業を開始した。

沖糖は1月30日までの25日間に3万9000㌧を搬入。うち基準帯内が46%の1万8000㌧、基準帯以上が49%の1万9000㌧で合わせて95%になる。

宮糖城辺工場は操業43日間で4万7000㌧を搬入。うち基準帯内が35%の1万6000㌧、基準帯以上が57%の2万7000㌧で合わせると92%。同伊良部工場は31日間で1万㌧を搬入。基準帯内が33%で3500㌧、基準帯以上が61%で6500㌧で合わせると94%。同多良間工場は59日間で9700㌧を搬入。基準帯内が18%で1700㌧、基準帯以上が81%で7900㌧で合わせると99%、基準帯以下はわずか0・4%になっている。

今期の生産見込み量は沖糖が前期比1万㌧減の12万4000㌧、宮糖城辺工場が3500㌧減の11万2000㌧、同伊良部工場が3000㌧減の5万8000㌧、同多良間工場がほぼ前期並みの2万2000㌧となっている。4工場で約1万6000㌧減を見込んでいるが、地区全体の生産量では31万6000㌧になる。4期連続の30万㌧超えになる見通し。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!