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教育・文化
2024年2月11日(日)9:00

旧正月、盛大に祝う/大漁旗掲げ豊漁祈願

漁業盛んな佐良浜、荷川取

 

漁船に掲げられた旧正月を祝う大漁旗=10日、佐良浜漁港

漁船に掲げられた旧正月を祝う大漁旗=10日、佐良浜漁港

旧暦1月1日に当たる「旧正月」の10日、佐良浜漁港では停泊している漁船に、漁師らが航海安全と豊漁を願い掲げた大漁旗がはためき、正月ムードがあふれていた。佐良浜集落内ではスーツ姿の男性が親戚や知人宅を訪れ、新年のあいさつをする姿が見られた。荷川取漁港では、漁船の船上で宮古島漁協の組合員らが航海安全を祈願して酒を酌み交わしていた。

喜翁丸船長の漢那竜也さん(47)は「昔の旧正月は盛大だったと聞くが、最近は漁師たちも数人で集まって酒を飲み、お祝いしている。地域の大切な行事なので、次の世代に引き継ぎ残していきたい」と語った。

西原豪さん(62)は「仲間で、『今年も良い年でありますように』と願い、酒を酌み交わし旧正月を祝っている」と話した。

多くの漁師宅では、祝宴が開かれ友人や親戚らが、祝い酒で交流を深めていた。

一昔前まで宮古では、新旧の正月が盛大に行われていた。1950年代の後半から新正月一本化運動が進み、旧正月は旧暦と仕事や生活が密着している漁村だけに残るようになった。


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