社会・全般
2025年5月7日(水)9:00
バガス活用し飼料代削減/肉用牛
下地所長「宮古の畜産変える」
沖縄ファースト政策研究所の下地幹郎所長が6日、市内のホテルで会見し、畜産飼料のコスト削減を目指した実験結果を発表した。サトウキビの搾りかすであるバガスを混ぜた飼料で肥育し、1頭当たりの年間飼料代が3万3000円削減できたことを紹介。下地所長は「宮古や沖縄の畜産を画期的に変える。実験を通して農家所得を増やしたい」と強調した。今後はバガスの量を増やすことや泡盛の酒かすを加えることで、さらなる低価格化を進める。