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産業・経済
2017年7月2日(日)9:03

イセエビ漁が解禁/過去最高キロ4000円

漁師の津覇さん(後方左)からイセエビを取引した長浜さん(手前)=1日、平良の荷川取漁港

漁師の津覇さん(後方左)からイセエビを取引した長浜さん(手前)=1日、平良の荷川取漁港

 宮古地区でのイセエビ漁が1日、解禁となり、生きのいいイセエビが続々と水揚げされた。活き天然イセエビは、1㌔当たり価格が過去最高の4000円で取引された。漁師らは久しぶりの高収入にえびす顔を見せていた。来年3月までイセエビ漁は展開される。

 宮古島では数年前まで、活きイセエビのキロ単価は2500~3000円を推移。しかし、沖縄本島で活きイセエビ価格が高騰したことから、その影響を受けて宮古島でも価格が上昇した。

 那覇市などでは中国本土からの観光客急増に伴い、活きイセエビをふんだんに使った料理が人気を呼ぶ。消費者需要の拡大により、市場では活きイセエビはキロ単価で1万円前後で取引されるようになった。

 こうした活きイセエビの好況期で、地元宮古の漁師の中には沖縄本島へ出荷している人もいる。活きイセエビの全量出荷を防ぐため、地元の海鮮料理店などでは取引価格の値上げに踏み切った。

 宮古では、県漁業調整規則で産卵期に当たる4月1日~6月30日までがイセエビの禁漁期間に設定され、体長18㌢以下は捕獲禁止となっている。

 解禁日となった1日の午前6時すぎ、イセエビ漁を終えた宮古島漁協所属の「豊成丸」(1・5㌧、津覇高雄船長)は荷川取漁港に戻った。約20㌔を水揚げし、1番大きいものは重さ2・5㌔あった。

 津覇船長(62)は、今年でイセエビ漁歴は33年目。「昨年のイセエビ漁からは捕獲漁具は使わない。傷をつけないように手で取っている」と語った。

 その上で「7月でも卵を抱えるイセエビが見られる。解禁の月をひと月くらい先延ばし、8月から実施してもいいのでは」と提案する。

 津覇さんが水揚げしたイセエビは、市内でレストランを経営する長浜司さん(41)が引き取った。

 長浜さんは容器の中で跳びはねるイセエビを手でつかみ、「海の恵みのイセエビは栄養満点で、肉厚で甘味と歯応えがあっておいしい」とアピールした。

 この日、同漁協で開かれたセリ市場には総重量約20㌔のイセエビが上場され、仲買人らが次々と競り落とした。


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