06/19
2025
Thu
旧暦:5月23日 先負 戊 
政治・行政
2017年8月5日(土)9:02

分庁舎方式に47%が「不便」/総合庁舎整備

市民アンケート結果

 3日に行われた第3回市総合庁舎整備事業基本構想・基本計画策定委員会で、宮古島市が実施した市民アンケートと職員アンケートの結果が示された。

 現在の分庁方式に対する利便性について、市民アンケートの結果では「不便だと感じたことはない」が35%に対し、「用事を一つの庁舎で済ませられない」(30%)、「自分の用事がどこの庁舎に行けば解決できるのかわかりにくい」(17%)と「不便」に感じている割合は約半数の%となった。

 新しい総合庁舎で特に重要と考えることについては「高い防災機能」と「財政負担の少ない庁舎」が最も高く、それぞれ18%となっている。

 求める機能については、「車も歩行者も安全に通行できる十分な駐車スペース」が最も多く13%、次いで「分かりやすい案内板や窓口番号等のサイン」(10%)、「銀行や郵便局など金融機関(ATM含む)設置」(同)などとなっている。

 職員に対するアンケートでは、執務スペースの広さについて「ちょうど良い」の回答が47%、「狭い」が%となっているが、庁舎によってばらつきがあるとしている。

 必要な機能についての質問では「分かりやすい案内板や窓口番号のサイン」が51%と最も多く、「金融機関(ATM含む)の設置」(49%)、「プライバシーに配慮した個室型の相談スペース」(45%)、「授乳室やキッズスペース」(42%)などとなっている。

 そのほか、自由回答では、平良保健センターの併設を求める声が強く、その理由としては、センターの業務と課内の業務連携が頻回で、職員だけでなく市民も行き来することが多いことから、窓口の一本化を求める要望が寄せられた。

 市民アンケートは、市民2000人(男女別、年齢階級別に無作為抽出)を対象に3月17~4月14日まで4週間実施。郵送で配布し回収する方法で、回収率は440通で回答率は22・0%だった。

 職員アンケートは、1月~2月にかけて全職員664を対象に実施。方法はウェブと紙面での回答で、回収数は203通。そのうち有効回答数は177通(空港や図書関東に勤務する職員等を除いた回答数)で回収率は26・6%だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!