09/17
2024
Tue
旧暦:8月14日 先負 癸 
政治・行政
2017年8月5日(土)9:02

分庁舎方式に47%が「不便」/総合庁舎整備

市民アンケート結果

 3日に行われた第3回市総合庁舎整備事業基本構想・基本計画策定委員会で、宮古島市が実施した市民アンケートと職員アンケートの結果が示された。

 現在の分庁方式に対する利便性について、市民アンケートの結果では「不便だと感じたことはない」が35%に対し、「用事を一つの庁舎で済ませられない」(30%)、「自分の用事がどこの庁舎に行けば解決できるのかわかりにくい」(17%)と「不便」に感じている割合は約半数の%となった。

 新しい総合庁舎で特に重要と考えることについては「高い防災機能」と「財政負担の少ない庁舎」が最も高く、それぞれ18%となっている。

 求める機能については、「車も歩行者も安全に通行できる十分な駐車スペース」が最も多く13%、次いで「分かりやすい案内板や窓口番号等のサイン」(10%)、「銀行や郵便局など金融機関(ATM含む)設置」(同)などとなっている。

 職員に対するアンケートでは、執務スペースの広さについて「ちょうど良い」の回答が47%、「狭い」が%となっているが、庁舎によってばらつきがあるとしている。

 必要な機能についての質問では「分かりやすい案内板や窓口番号のサイン」が51%と最も多く、「金融機関(ATM含む)の設置」(49%)、「プライバシーに配慮した個室型の相談スペース」(45%)、「授乳室やキッズスペース」(42%)などとなっている。

 そのほか、自由回答では、平良保健センターの併設を求める声が強く、その理由としては、センターの業務と課内の業務連携が頻回で、職員だけでなく市民も行き来することが多いことから、窓口の一本化を求める要望が寄せられた。

 市民アンケートは、市民2000人(男女別、年齢階級別に無作為抽出)を対象に3月17~4月14日まで4週間実施。郵送で配布し回収する方法で、回収率は440通で回答率は22・0%だった。

 職員アンケートは、1月~2月にかけて全職員664を対象に実施。方法はウェブと紙面での回答で、回収数は203通。そのうち有効回答数は177通(空港や図書関東に勤務する職員等を除いた回答数)で回収率は26・6%だった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月14日(土)9:00
9:00

仙台からチャーター便

ツアー客123人来島/JTA   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する仙台-宮古チャーター便が13日、宮古空港に到着した。ツアー客ら123人が16日まで滞在し、宮古観光を満喫する。

2024年9月10日(火)9:00
9:00

きょうから八月踊り

多良間 初日は仲筋字会 国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間島の八月踊りが10日から始まる。初日は仲筋字会が土原(ンタバル)御願所で「正日」を行い、塩川の住民を招いて華やかな組踊などを披露する。祭りは12日までの3日間。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!