全国決勝大会出場へ

地区本選１位となり全国大会に出場する新里紀佳さん（前列左）と新城佑依さん（同右）。後列は左から下地杏梨さん、上原美春さん、上原愛音さん、新城萌依さん、平良英達君、亀川有さん＝１５日、宮古毎日新聞社

　第４１回ピティナ・ピアノコンペティション沖縄地区本選がこのほど、南城市文化センターシュガーホールで行われ、平良中３年の新里紀佳さんと新城佑依さんが連弾中級Ｂ部門で第１位を獲得した。２人は全国決勝大会に出場する。このほか宮古から参加の６人が優秀賞や奨励賞に輝いた。

　地区本選では、ソロ１２５人、連弾組が演奏。宮古からはソロ１５人、連弾１２組が参加して日ごろの練習の成果を発表した。

　この結果、新里さん、新城さんが第１位を獲得したほか、Ｂ級で平良第一小３年の新城萌依さん、連弾初級では新城萌依さんと東小５年の平良英達君が優秀賞を受賞している。

　Ａ１級は城辺小１年の下地杏梨さんと久松小２年の亀川有（りお）さん、連弾中級Ａでは東小４年の上原美春さんと宮高３年の上原愛音（ねね）さんが奨励賞に輝く活躍だった。

　地区本選で第１位の新里さんと新城さんは初めて連弾を組んだという。演奏を振り返り、それぞれ「楽しく演奏できた」と笑った。

　全国決勝大会に向けて新里さんは「聴いている人に楽しんでもらえるような演奏をしたい」と抱負。新城さんは「気持ちよく自分たちらしい演奏をしたい」と気を引き締めていた。

　全国決勝大会は１８日に東京のオペラシティリサイタルホールで開催される。