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社会・全般
2017年8月18日(金)9:06

飲酒運転根絶へ決意/ASK資格取得

17人がインストラクターに


ASK飲酒運転防止インストラクターの資格を取得した皆さん=17日、宮古島警察署

ASK飲酒運転防止インストラクターの資格を取得した皆さん=17日、宮古島警察署

 アルコール薬物問題全国市民協会(ASK)の飲酒運転防止インストラクター養成講座を受けていた17人が資格を取得した。17日には宮古島署で活動マニュアルを学び、飲酒運転根絶の決意を新たにした。

 17人は昨年9月から通信添削、スクーリング、参加型研修を受講し、今年3月にインストラクターとしての資格を取得。一部の取得者はすでに事業所で講話を開くなどして飲酒運転防止の機運を高めている。

 宮古島署に訪れた17人を大城辰男署長が激励。「インストラクターとして自信を持って活動に当たってほしい。養成講座で学んだことを企業や地域で話し、飲酒運転がなくなる社会の実現に向けて一層貢献していただきたい」と述べた。

 この後、県の飲酒運転が全国の約6・2倍に当たることなどが記された飲酒運転根絶活動マニュアルを学び、地域社会において改善の必要性を共有した。

 意見交換で、福里治さんは「まだ会社で講習は開いていないが、作業員に飲んだ酒の量を尋ねたり、アルコールが抜ける時間を指導したりしている」などと社内活動の実践を語った。

 「定期的に勉強を重ねていきたい」と話したのは上原弥生さん。「人に話すときに、しっかり理解してもらえるよう勉強する。常に新しい情報を取り入れていきたい」と意欲的だった。

 養成講座を通して自身飲酒量が減ったという久貝悠人さんは「健康診断の数値も良くなった。会社でも広げたい」と話し、適量飲酒および飲酒運転防止思想の普及を決意していた。

 資格取得者は次の通り。

 上原弥生▽来間好和▽喜瀬普永▽平良朝男▽下地由美子▽久貝悠人▽福里治▽新城浩太▽恩河慶▽中地誠▽具志堅芳樹▽伊藝智樹▽砂川米子▽砂川理恵▽下地功▽西里直記▽砂川賀志子


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