04/26
2024
Fri
旧暦:3月17日 先勝 己 
政治・行政
2017年8月23日(水)9:06

一問一答方式導入/市議会一般質問

従来通り「一括」も選択


一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場

一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場

 宮古島市議会(棚原芳樹議長)は一般質問に一問一答方式を導入する。これまでの一括質問方式も選択でき、登壇する議員がどちらかを選択する。また、質問者は従来通り演壇から議場と傍聴席に向かって質問する方法と、議員席の最前列に設けた質問席から当局に向かって行う方法、または二つを採用することもできる。一問一答方式は、議員が当局から分かりやすい答弁を引き出すことができるというメリットがある。9月定例会から導入する。

 一問一答方式は、市議会議会改革調査特別委員会(下地明委員長)で協議を重ね導入を決定。3月定例会で市議会基本条例を全会一致で改正した。

 市議会議会事務局によると、宮古島市と浦添市を除く県内9市では、すでに一問一答方式が導入されているという。

 また、一問一答方式の「選択制」は那覇市やうるま市、名護市、豊見城市がすでに導入しており、宮古島市議会は5番目となる。

 質問時間は「一括」「一問一答」ともに、質問者と答弁者合わせて60分の制限時間を設ける。また、最初の質問を一括質問で行い、再質問から一問一答に切り替えることもできるが、この場合の時間も60分となる。

 議員は、質問方式と質問場所のそれぞれの方法を選択し、事前に一般質問通告書で当局側に伝える。

 議員の一人は「当局側に踏み込んだ質問ができ、市民にも分かりやすい答弁が引き出せるのではないか」と一問一答方式を歓迎。一方で「各議員は、当局から簡潔明瞭な答弁を引き出すためには、具体的かつ詳細な質問事項を整理して一般質問に臨む必要がある」と話した。

 市議会事務局では、9月定例会は仮設の質問席を設けて対応する。今後、議員定数減少踏まえ、議場最前列の議員席の中央を一部改造し、質問席を配置する計画だ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!