04/28
2025
Mon
旧暦:4月1日 仏滅 丁 
政治・行政
2017年8月23日(水)9:06

一問一答方式導入/市議会一般質問

従来通り「一括」も選択


一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場

一般質問で一問一答方式と対面形式の確認を行う議会事務局職員=22日、議場

 宮古島市議会(棚原芳樹議長)は一般質問に一問一答方式を導入する。これまでの一括質問方式も選択でき、登壇する議員がどちらかを選択する。また、質問者は従来通り演壇から議場と傍聴席に向かって質問する方法と、議員席の最前列に設けた質問席から当局に向かって行う方法、または二つを採用することもできる。一問一答方式は、議員が当局から分かりやすい答弁を引き出すことができるというメリットがある。9月定例会から導入する。

 一問一答方式は、市議会議会改革調査特別委員会(下地明委員長)で協議を重ね導入を決定。3月定例会で市議会基本条例を全会一致で改正した。

 市議会議会事務局によると、宮古島市と浦添市を除く県内9市では、すでに一問一答方式が導入されているという。

 また、一問一答方式の「選択制」は那覇市やうるま市、名護市、豊見城市がすでに導入しており、宮古島市議会は5番目となる。

 質問時間は「一括」「一問一答」ともに、質問者と答弁者合わせて60分の制限時間を設ける。また、最初の質問を一括質問で行い、再質問から一問一答に切り替えることもできるが、この場合の時間も60分となる。

 議員は、質問方式と質問場所のそれぞれの方法を選択し、事前に一般質問通告書で当局側に伝える。

 議員の一人は「当局側に踏み込んだ質問ができ、市民にも分かりやすい答弁が引き出せるのではないか」と一問一答方式を歓迎。一方で「各議員は、当局から簡潔明瞭な答弁を引き出すためには、具体的かつ詳細な質問事項を整理して一般質問に臨む必要がある」と話した。

 市議会事務局では、9月定例会は仮設の質問席を設けて対応する。今後、議員定数減少踏まえ、議場最前列の議員席の中央を一部改造し、質問席を配置する計画だ。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!