狩俣洋介君(砂川中)が最高賞/歯・口の健康図画・ポスター
県歯科医師会が主催する第31回歯・口の健康に関する図画・ポスターコンクールで、砂川中3年の狩俣洋介君が最高賞に当たる県知事賞を受賞した。同1年の羽路元喜君は優良賞、同2年の池間暖(のん)さんは入選だった。狩俣君の作品は全国審査に出品された。
最高賞を受賞した狩俣君は、大きく開けた口の中に宇宙を描いた。「星空のように、光り輝く歯でありたいと思った」という。
最高賞に「選ばれて夢のよう。絵を描くことで歯のことを考え、いつもより時間をかけて歯磨きするようになった」と笑った。全国審査においても「良い賞が取れればうれしい」と話して白い歯をこぼした。
優良賞の羽路君は、家族4人が80歳になっても20本の歯を残そうと決意を込めて作品を描いた。「4人みんな実現したい」。
入選の池間さんは「歯を毎日磨いて、ずっときれいな歯であり続けたい」という願いを作品に込めた。
この3人の作品は、全校生徒の中から選ばれたという。52人全員の絵を並べて生徒と職員が審査し、学校代表を選んだ。友利直喜校長は「歯の健康を意識する良い機会になった」と振り返るとともに、コンクール入賞の3人をたたえた。