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スポーツ
2017年9月3日(日)9:03

このチームで甲子園へ/父母会主催

アララガマの連覇祝う/全国離島中学野球


手拍子を受けながら優勝旗を手に入場する宮古選抜ナイン=2日、JAホール

手拍子を受けながら優勝旗を手に入場する宮古選抜ナイン=2日、JAホール

 第10回全国離島交流中学生野球大会(離島甲子園)で2連覇を果たした宮古選抜「宮古島アララガマボーイズ」の優勝祝賀会(主催・同選抜父母会)が2日、JAホールで行われた。教育、野球関係者らが大勢参加し、ナインの健闘をたたえるとともに「ぜひ、このチームで甲子園出場を」とエールを送った。



 同大会には、全国の離島23市町村から過去最多の24チームが出場。8月22日~24日まで石垣市で行われた。


 宮古選抜は初戦から投打がかみ合い、順当に勝ち上がると、準決勝と決勝では完封勝利を収めて、大会初の2連覇を達成した。


 祝賀会では、優勝旗を手にしたキャプテンの佐和田滉君(伊良部)を先頭に選手が入場。舞台に勢揃いすると、会場からひときわ大きな拍手が沸き起こった。


 父母会の花城龍也会長はあいさつで「一戦一戦、成長の姿が見え、親として感動した。子供たちはこれから高校に進学し、甲子園を目指すことになる」と述べ、さらなる支援を呼び掛けた。


 下地敏彦市長は「大会を通して多くの経験をした。この経験を基に何事にも一生懸命に取り組み、将来は宮古島を背負う人になってほしい」と激励した。


 大会の報告で砂辺正人監督は「野球だけでなく交流も深めた。このチームの監督になれて幸せ」、垣花雄盛コーチは「一戦一戦粘り強い闘いと、体調面を整えて臨んだことが勝因」とそれぞれ語った。


 選手一人一人がマイクを手に今後の目標などを発表。「この経験を生かして高校では甲子園を目指したい」と抱負を話した。


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