社会・全般
2017年9月5日(火)9:04
伊良部大橋から海に転落/介護士の32歳男性が死亡
4日午前0時ごろ、伊良部大橋から介護士の男性(32)=平良下里=が誤って海に転落した。男性は海底で発見されたが、同日午前7時29分に死亡が確認された。
宮古島署によると男性は、同僚の女性と橋の上で雑談中、ふざけて橋の欄干を乗り越え、外側の縁に立ったところ足を滑らせて海に転落した。
男性は酒を飲んだ後だったという。同僚の女性が110番通報した。
現場は大橋の中央付近で、海面までの高さは約30㍍。
転落した男性は行方不明になっていたが、約7時間後に捜索していた宮古島海上保安部の潜水士2人が、水深約18㍍の海底に沈んでいるのを発見し引き揚げた。
伊良部大橋を管理する県宮古土木事務所によると、現場は長い急な坂の頂上付近で、橋の最高部に当たる。
緊急車両が車などを避けて通ることができる「待避所」が設置されている。
橋の最高部の下は「長山水路」と呼ばれ、多良間島と宮古島を結ぶフェリーたらまゆうの航路となっている。