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2017年9月17日(日)9:04

会場を笑いの渦に/しまくとぅば大会

宮古代表の池間さん


しまくとぅば語やびら大会」で会場を笑いの渦に包み込んだ池間さん=16日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

しまくとぅば語やびら大会」で会場を笑いの渦に包み込んだ池間さん=16日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 【那覇支社】県内各地域の方言で意見を発表する「第23回しまくとぅば語やびら大会」(主催・県文化協会)が16日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで行われ、宮古地区代表の池間安子さん(59)=平良鏡原出身=は「あまいどぅ ばらいどぅ ぷからす(笑って笑って楽しい人生)」と題して発表し、会場を笑いの渦に包み込んだ。



 池間さんは、愛情込めて飼育した牛を競りに出すまでのエピソードを紹介。牛にも負けずに自分も化粧して臨んだことを話して笑わせた。バーキ(竹製のザル)や風車を小道具にしたり、「アガイー」などと語尾を伸ばして最大限の気持ちを表現したりして盛り上げた。
 最後は高値で売れた牛に大喜びした経験を踏まえて、「牛を飼って幸せになろう」と会場に呼び掛け、指笛を吹いて退場し盛大な拍手を受けた。


 発表を終えて、池間さんは「言いたかったことが思い通りに話せたので、ほっとしている。観客も楽しそうに聞いていたので良かった。大切な宮古の方言を伝えていくためにも、孫たちには分かりやすい方言で話しかけるように心掛けていきたい」と満足そうに話していた。


 池間さんは宮古島市文化協会が7月に開催した「第24回鳴りとぅゆんみゃーく方言大会」で最優秀賞となる市長賞を受賞している。


 今大会には県内各地区の代表として、6歳の幼稚園児から83歳の高齢者まで21組23人が登壇し、それぞれの地域の方言で家族や身近な話題、学校生活などを表現豊かに披露した。


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