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産業・経済
2017年9月23日(土)9:03

当期純利益は5億円余/宮古製糖株主総会

豊作で売上高は52億円余/2年ぶり黒字計上
社長に安村氏を再任


安村社長は今後の企業経営の安定化に向け決意を新たにした=22日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

安村社長は今後の企業経営の安定化に向け決意を新たにした=22日、JAおきなわ宮古地区本部大ホール

 宮古製糖(安村勇社長)の第58期(2016年7月1日~17年6月30日)定時株主総会が22日、JAおきなわ宮古地区本部大ホールで開かれた。決算書類(貸借対照表、損益決算書など)や任期満了に伴う取締役・監察役選任など5議案が審議され、全会一致で承認された。経常利益は7億7945万円、当期純利益は5億2548万円で2年ぶりに黒字を計上した。役員改選も行われ、安村氏が社長に再任された。

 



 決算状況は、売上高52億6340万円のうち、売上原価は40億3510万円で、売上総利益は12億2829万円。営業外収益を加え、販売費および一般管理費を差し引いた経常利益は7億7945万円となり、当期純利益は5億2548万円となった。


 冒頭、安村社長は「今期の県内全体の原料生産量は、目標の100万㌧には届かなかったものの前年を大きく上回る93万㌧となった。宮古島においては、まれに見る豊作型で生育し、生産量は県全体の47%の43万5000㌧となった」と述べた。


 その上で「宮古島の増産の要因は、単に好気象条件のみならず、自治体・関係機関と生産農家が緊密な連携を図り、日頃の懸命な取り組みの成果。今後も、生産農家の取り組みに応えるべく、計画的に設備の充実を図り、企業経営の安定化に向け、役職員一丸となって努めていく」と決意を新たにした。


 取締役の饒平名健二氏と監査役の渡久山毅氏の2人が退任した。


 新取締役・監査役は次の通り。任期は2年。


 ▽取締役=安村勇(現・代表取締役社長、再任)▽渡久山和男(現・常務取締役、同)▽森川史一(同、同)▽来間春誠(現・取締役工場長、同)▽池間邦雄(現・伊良部工場長、新任)▽野村淳一(現・取締役、再任)▽知念孝(現・丸紅食品原料事業課長、新任)▽監査役=藤本明一(現・監査役、再任)▽渡真利健次(新任)


 なお、総会後の取締役会で代表取締役に安村氏、専務取締役に渡久山和男氏、常務取締役に森川史一氏が選任された。


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